最低賃金(Minimum Wage/ミニマム・ウェージ)
(最新更新日時:2025年1月)
最低賃金は、毎年4月に更新されます。
イギリス政府の公式サイトで確認できます。https://www.gov.uk/national-minimum-wage-ratesイギリスでは、都道府県といった区別はなく、国全体に適用
されます。
2025年4月1日からは、以下の最低賃金となります。
イギリス政府の公式情報は、
ここより。
23歳かそれ以上の場合ː 12.21 ポンド
18~20歳ː 10.00 ポンド
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2023年4月1日~2024年3月31日
21歳か21歳以上:11.44 パウンズ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
正しい賃金が支払われているかどうかが確かでないときは、イギリス政府の公式サイトから、質問に答えることで確認できます。
ここから。
イギリスや他のヨーロッパ諸国でも、
サービス残業といった考えは存在せず、それは、あきらかに法律違反です。
また、日本人雇用主が、日本人従業員だけに残業を強要し、残業代を支払わない例も残念ながら見られます。
雇用者と話しても状況が改善されない、或いは、雇用者と話すことが危険であるとみられるような場合は、すぐに公式の相談所(ACASかCitizen Advice)に相談しましょう。
話した内容やメールでのやり取り、残業状況については、きちんとメモを残しておきましょう。
ACAS
(エイカス the Advisory, Conciliation and Arbitration Service)
無料での電話・オンラインでの相談可。
私も何度かお世話になりましたが、外国人の発音にも慣れていて親切なので、直接電話で話すことをお勧めします。
Citizen Advice(シティズン・アドヴァイス)
困りごとならなんでも。
フラットの賃貸契約問題、仕事での問題や借金の問題等。
「Search Button」から、自分の住んでいるPost code(郵便番号)で最寄りの場所を探せます。
上記のサイトにも記載されていますが、Citizen Adviceには、その区域の住人のみに相談をオープンしているところもあります。
また、区域によっては、多くの人がCitizen Adviceに相談にくるため、First come First served Basis (ファーストカム・ファーストサーヴド・ベイシス ー 列に並んだ人の最初の人から順に対応)で、対応できる人数は限られているため、開庁時間の1時間以上前から長い列ができている場合もあります。時間通りに行くと、人が多すぎて、他の日にきてまた並び直してください、いう場合も。
まず電話で確認することをお勧めします。
外国人の発音にも慣れているので、恐れずに電話しましょう。
日本とは税制も違い、税率も違います。
下記のツールで、完全に正確でなくても、大体の手取り金額が分かります。
Salary Calculator (給料計算)
イギリスやヨーロッパでは年棒制のことが多く、残業がないのが普通なので、以下の給料計算Websiteから大体の手取り給料を知ることができます。
また、フルタイムではなく、時間給で不規則な働き方をしている場合にも
どの程度の税金がひかれ、どのぐらいが手元に残るのかが確認できます。