(NHSの国指定の費用は
ここより確認できます)
(NHS指定の歯科医を探せるNHS公式リンクは
ここより)
ガーディアン紙によると、ここ2年で診察料や治療費が大きく上がり、2022年度にくらべると、14パーセントから32パーセント程度上がったそうです。
NHS患者を受け入れていない歯科もあり、その場合は、プライヴェート歯科医へと行くことになるので、金額はとても高価となることが多いです。
また、NHS患者として登録されている歯科医でも、NHSでカヴァーされている治療以外の複雑な治療が必要となった場合は、同じ歯科医でもプライヴェート治療(その歯科医のウェブサイトに明確に金額が記載されている)となることもあります。
例えば、クラウンでも、銀色のクラウンだとNHSにカヴァーされているけれど、セラミックが部分的に入ったクラウンや全セラミックだとNHS適用外となり、プライヴェート治療の費用が適用されます。
きちんと説明があるので、説明をよく聞いて、じっくり考えてから決めましょう。
また随分前は、歯のクリーニングもルーティン・チェックの際にあったのですが、今はプライヴェート治療となり、歯科医によっても金額は異なるのですが、60~85ポンド程度かかるようです。
ガーディアン紙では、それぞれの歯科医のウェブサイトにはPrice List(治療費のリスト)があるので、比較すること、また保険でカヴァーできるかをチェック、歯科医によっては積立式のメンバーシップで割引がきくこともあるので、確認するように提案していました。
イギリスに来る前には、行きつけの歯科医でチェックを行い、イギリスにいる間は、半年ごとのroutine check(ルーティン・チェック)を受けておくと安心かもしれません。
ルーティン・チェックは、NHS患者だと、現在(2025年1月3日)で26.80ポンドですが、ガーディアン紙ではプライヴェート歯科医だと55.00ポンド程度のようです。